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助動詞 助動詞+完了形

問.以下の文を日本語に訳しなさい。

It ought to have rained because the road is muddy.

※muddy「泥だらけの」

解答は10行下にあります。

【解答】

It ought to have rained because the road is muddy.
「道路が泥だらけなので、雨が降ったはずだ。」

【解説】

助動詞のought toには、義務「〜べきだ」と推量「〜のはずだ」 という2つの意味があります。

そして、ought to have p.p.という助動詞+完了形の形になると、 「〜すべきだった(のに)」と過去の出来事を今非難や後悔して いる、または「〜したはずだ」と過去のことを今推量していると いう意味になります。

あとは、非難・後悔の意味か推量の意味かということになります が、「雨が降るべきだった(のに)」と非難するのは不自然です。

よって、解答のように推量の意味になります。

また、推量のought to have p.p.の否定はought not to have p.p. ではなく、cannot have p.p.「〜だったはずはない」を用います。

It cannot have rained because the road is dry.
「道路は乾いているので、雨が降ったはずはない。」

ought not to have p.p.は、「〜すべきでなかった(のに)」と いう非難や後悔のみを表します。

以下のように助動詞の後ろに動詞の原形が置かれると、これから (未来のある時点で)彼がここへ来るということを、今話し手が 推量しているということを表します。

He ought to come here.「彼は、ここへ来るはずだ。」


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

You should have got it because I sent it last week.

解答は10行下にあります。

【解答】

You should have got it because I sent it last week.
「私はそれを先週送ったので、あなたはそれを受け取ったはずだ。」

【解説】

助動詞のshouldには、義務「〜べきだ」と推量「〜のはずだ」と いう2つの意味があります。

そして、should have p.p.という助動詞+完了形の形になると、 「〜すべきだった(のに)」と過去の出来事を今非難や後悔して いる、または「〜したはずだ」と過去のことを今推量していると いう意味になります。

あとは、非難・後悔の意味か推量の意味かということになります が、問題の文にはbecause I sent it last week「私はそれを先 週送ったので」とあるので「あなたはそれを受け取るべきだった (のに)」と非難の意味で訳すと日本語的に不自然です。

よって、解答のように推量の意味になります。

また、推量の否定はshould not have p.p.ではなく、以下のよう にcannot have p.p.「〜だったはずはない」を用います。

You cannot have got it because I didn't send it.
「私はそれを送らなかったので、あなたがそれを受け取ったはずはない。」

否定should not have p.p.は、「〜すべきでなかった(のに)」 という非難や後悔のみを表します。

以下のように助動詞の後ろに動詞の原形が置かれると、これから (未来のある時点で)「それを受け取る」ということを、今話し 手が推量しているという状況を表します。

You should get it.「あなたは、それを受け取るはずだ。」


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

You ought not to have told a lie.

解答は10行下にあります。

【解答】

You ought not to have told a lie.
「あなたは、嘘をつくべきではなかった(のに)。」

【解説】

助動詞のought toには、「〜すべきだ」という義務の意味があり、 否定のought not toは「〜すべきではない」となります。

通常、助動詞の後ろには動詞の原形が置かれるので、以下のよう にought not toの後ろには動詞の原形(この場合tell)が置かれ ます。

You ought not to tell a lie.「あなたは、嘘をつくべきではない。」

この文は、現在(今)の時点で嘘をつくべきではないということ を、現在(今)の時点で話し手が相手に伝えているという状況を 表しています。

ところが、過去のある時点で相手が嘘をついてしまったことを、 「〜すべきでなかった(のに)」というように現在(今)の時点 で非難するという場合もあります。

これを日本語にすると解答の和訳のように、「あなたは、嘘をつ くべきではなかった(のに)。」となります。

過去の出来事を現在(今)の時点で「〜すべきでなかった(のに )」と非難したい場合、以下のように助動詞のought not toの後 ろに過去形(この場合told)を置くことはできません。

×You ought not to told a lie.

「〜すべきでなかった(のに)」と非難しているのは現在(今) なのでought not toはそのままですが、嘘をついたことは現在と いう時制より1つ古い時制の過去の出来事であるということを表 すため、助動詞の後ろにはhave p.p.という形が用いられます。

よって、ought not toの後ろにhave p.p.が置かれた助動詞+完了 形の形で「〜すべきでなかった(のに)」という意味になります。

以下のように主語がIになると過去にしてしまったことを今後悔し ているという意味になります。

I ought not to have told a lie.
「私は、嘘をつくべきではなかった(のに)。」

助動詞shouldとought toのところでも解説しましたが、同じ「す べきだ」でもought toの方がshouldより少し強い意味になります。

よって、ought not to have p.p.を用いるとshould not have p.p. より少し強い非難や後悔を表すことになります。


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

You should not have bought it.

解答は10行下にあります。

【解答】

You should not have bought it.
「あなたは、それを買うべきではなかった(のに)。」

【解説】

助動詞のshouldには、「〜べきだ」という義務の意味があり、否定 should notは「〜すべきでない」となります。

通常、助動詞の後ろには動詞の原形が置かれるので、以下のように should notの後ろには動詞の原形(この場合buy)が置かれます。

You should not buy it.「あなたは、それを買うべきだ。」

この文は、現在(今)の時点で「それを買うべきではない」という ことを、現在(今)の時点で話し手が相手に伝えているという状況 を表しています。

ところが、過去のある時点で相手が「〜すべきではなかった」と、 過去のことを現在(今)の時点で非難するということもあります。

これを日本語にすると解答の和訳のように「あなたは、それを買う べきではなかった(のに)。」となります。

過去の出来事を現在(今)の時点で「〜すべきでなかった(のに)」 と非難したい場合、以下のように助動詞のshould notの後ろに過去 形(この場合bought)を置くことはできません。

×You should not bought it.

「〜すべきでなかった」と言っているのは現在(今)なのでshould はそのままですが、非難している事柄(それを買ってしまったこと) は現在という時制より1つ古い時制の過去であるということを表す ため、助動詞の後ろにはhave p.p.という形が用いられます。

よって、should notの後ろにhave p.p.が置かれた助動詞+完了形 の形で「〜すべきでなかった(のに)」という意味になります。

以下のように主語がIになると、過去にしてしまったことを今後悔 しているというような意味になります。

I should not have bought it. 「私は、それを買うべきではなかった(のに)。」


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

You ought to have done the homework.

解答は10行下にあります。

【解答】

You ought to have done the homework.
「あなたは、その宿題をすべきだった(のに)。」

【解説】

助動詞のought toには「〜べきだ」という義務の意味があります。

通常、助動詞の後ろには動詞の原形が置かれるので、以下のよう にought toの後ろには動詞の原形(この場合do)が置かれます。

You ought to do the homework.「あなたは、その宿題をすべきだ。」

この文は、現在(今)の時点で相手に対してその宿題をすべきで あるということを、現在(今)の時点で話し手が相手に伝えてい るという状況を表しています。

ところが、過去のある時点で相手がその宿題をしなかったことを、 「〜すべきだった(のに)」というように現在(今)の時点で非 難するという場合もあります。

これを日本語にすると解答の和訳「あなたは、その宿題をすべき だった(のに)。」ということになります。

過去の出来事を現在(今)の時点で「〜すべきだった(のに)」 と非難したい場合、以下のように助動詞のought toの後ろに過去 形(この場合did)を置くことはできません。

×You ought to did the homework.

「〜すべきだ」と言っているのは現在(今)なのでought toはそ のままですが、「あなたが宿題をしなかった」と非難している事 柄は現在という時制より1つ古い時制の過去であるということを 表すため、助動詞の後ろにはhave p.p.という形が用いられます。

よって、ought toの後ろにhave p.p.が置かれた助動詞+完了形 の形で「〜すべきだった(のに)」という意味になります。

以下のように主語がIになると過去にしなかったことを今後悔し ているという意味になります。

I ought to have done the homework.
「私は、その宿題を終すべきだった(のに)。」

助動詞shouldとought toのところでも解説しましたが、同じ「す べきだ」でもought toの方がshouldより少し強い意味になります。

よって、ought to have p.p.を用いるとshould have p.p.より少し 強い非難や後悔を表すことになります。

助動詞のought toには「〜するはずだ」という意味もあり、 ought to have p.p.には「〜したはずだ」という意味もあります。

ought to have p.p.の推量の問題は別のページにあります。


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

You should have finished the work soon.

解答は10行下にあります。

【解答】

You should have finished the work soon.
「あなたは、すぐにその仕事を終えるべきだった(のに)。」

【解説】

助動詞のshouldには、「〜べきだ」という義務の意味があります。

通常、助動詞の後ろには動詞の原形が置かれるので、以下のよう にshouldの後ろには動詞の原形(この場合finish)が置かれます。

You should finish the work soon.
「あなたは、すぐにその仕事を終えるべきだ。」

この文は、現在(今)の時点で相手に対してその仕事をすべきだ ということを、現在(今)の時点で話し手が相手に伝えていると いう状況を表しています。

ところが、過去のある時点で相手がその仕事をしなかったことを、 「〜すべきだった(のに)」というように現在(今)の時点で非 難するということもあります。

これを日本語にすると解答の和訳「あなたは、すぐにその仕事を 終わらすべきだった(のに)。」ということになります。

過去の出来事を現在(今)の時点で「〜すべきだった(のに)」 と非難したい場合、以下のように助動詞のshouldの後ろに過去形 (この場合finished)を置くことはできません。

×You should finished the work soon.

「〜すべきだ」と言っているのは現在(今)なのでshouldはその ままですが、「あなたが仕事をしなかった」と非難している事柄 は現在という時制より1つ古い時制の過去であるということを表 すため、助動詞の後ろにはhave p.p.という形が用いられます。

よって、shouldの後ろにhave p.p.が置かれた助動詞+完了形の 形で「〜すべきだった(のに)」という意味になります。

以下のように主語がIになると、過去にしなかったことを今後悔 しているというような意味になります。

I should have finished the work soon.
「私は、すぐにその仕事を終えるべきだった(のに)。」

助動詞のshouldには「〜するはずだ」という推量の意味もあり、 should have p.p.には「〜したはずだ」という意味もあります。

should have p.p.の推量の問題は別のページにあります。


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

You need not have come to our office.

解答は10行下にあります。

【解答】

You need not have come to our office.
「(あなたは、)私達の事務所に来る必要はなかった(のに)。」

【解説】

助動詞needの否定need notの意味は、「〜する必要はない」です。

通常、助動詞の後ろには動詞の原形が置かれるので、以下の ようにneed notの後ろには動詞の原形(この場合come)が置か れます。

You need not come to our office.
「あなたは、私達の事務所に来る必要はない。」

この文は、これから、つまり未来に私達の事務所に来る必要は ないということを現在(今)の時点で相手に伝えているという 状況を表します。

ところが、過去のある時点で相手が事務所に来てしまっていて、 そのことに対してくる必要はなかったのにと相手に伝えたいと いうこともあります。

これを日本語にすると解答の和訳のように「(あなたは、)私 達の事務所に来る必要はなかった(のに)。」となります。

過去のことを現在(今)の時点で「〜する必要はなかった(の に)」と誰か(この場合You)に言いたい場合、以下のように助 動詞の否定need notの後ろに過去形を置くことはできません。

×You need not came to our office.

「〜必要なかった(のに)」と言っているのは現在なのでneed はその(現在形の)ままですが、「(事務所に)来た」のは現 在という時制より1つ古い時制の過去であるということを表す ためhave p.p.が用いられます。

よって、need notの後ろにhave p.p.が置かれた助動詞+完了形 の形で「〜する必要はなかった(のに)」という意味になります。

need not have p.p.は否定ですが、肯定のneed have p.p.は用 いられることはないようです。

過去の出来事を今非難する場合は、need have p.p.「〜する必 要があったのに」ではなく、should have p.p.「〜すべきだっ たのに」を用いるようです。


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

He may have been at home.

解答は10行下にあります。

【解答】

He may have been at home.「彼は、家にいたかもしれない。」

【解説】

助動詞のmayには、「〜かもしれない」という推量の意味があり ます。

通常、助動詞の後ろには動詞の原形が置かれるので、以下のよ うにmayの後ろには動詞の原形(この場合be)が置かれます。

He may be at home.「彼は、家にいるかもしれない。」

この文は、現在(今)の時点で彼が家にいるかもしれないという ことを、現在(今)の時点で話し手が推量しているという状況を 表しています。

ところが、過去のある時点で彼が家にいたかもしれないと、過去 の出来事を現在(今)の時点で推量するということもあります。

これを日本語にすると、解答の和訳のように「彼は、家にいたか もしれない。」となります。

過去の出来事を現在(今)の時点で「〜だったかもしれない」と 推量したい場合、以下のように助動詞のmayの後ろに過去形(こ の場合was)を置くことはできません。

×He may was at home.

「〜かもしれない」と推測しているのは現在(今)なのでmayは現 在形のままですが、「彼が家にいた」と推測している事柄は現在 という時制より1つ古い時制の過去であるということを表すため、 助動詞の後ろにはhave p.p.という形が用いられます。

よって、mayの後ろにhave p.p.が置かれた助動詞+完了形の形で 「〜だったかもしれない」という意味になります。

助動詞のmayには「〜してもよい」という意味もありますが、助 動詞+完了形という形は推量の意味だけに用いられます。

既に解説したcannot+have p.p.「〜だったはずがない」やmust +have p.p.「〜だったにちがいない」も推量の意味です。

canには可能「〜することができる」や許可「〜してもよい」な ど、mustには義務「〜しなければ」の意味もありますが、これら の意味では助動詞+完了形を用いないので注意しましょう。


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

She must have joined the party.

解答は10行下にあります。

【解答】

She must have joined the party.
「彼女は、そのパーティーに参加したにちがいない。」

【解説】

助動詞mustには、「〜にちがいない」という推量の意味があり ます。

助動詞の後ろには動詞の原形が置かれるので、通常は以下のよ うにmustの後ろには動詞の原形(この場合join)が置かれます。

She must join the party.
「彼女は、そのパーティーに参加するにちがいない。」

この文は、未来のある時点で行われるパーティーに彼女が間違 いなく参加するということを、話し手が現在の時点で推測して いるという状況を表します。

ところが、過去のある時点で行われたパーティーに彼女が参加 したにちがいないと、話し手が過去のことを現在の時点で推測 する場合もあります。

これを日本語にすると、「彼女は、そのパーティーに参加した にちがいない。」と解答の和訳のようになります。

過去のことを今(現在)の時点で推測する場合、以下のように 助動詞mustの後ろに過去形を置くことはできません。

×She must joined the party.

推測してるのは現在なのでmustはそのままですが、推測されて いる出来事がmustの現在という時制より1つ古い時制、つまり 過去であるということを表すためにhave p.p.が用いられます。

よって、mustの後ろにhave p.p.が置かれた助動詞+完了形の 形で、「〜だったにちがいない」という意味になります。


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

He cannot have been there.

解答は10行下にあります。

【解答】

He cannot have been there.「彼がそこにいたはずない。」

【解説】

助動詞canの否定cannotには、「〜するはずはない」という推量 の意味があります。

can notやcan'tと書くこともできますが、これらは可能の否定 「〜できない」や許可の否定「〜してはいけない」も表すので、 これらと区別するためにcannotという形がよく用いられます。

そして、cannotの後ろにhave p.p.が置かれた助動詞+完了形 という形になると「〜したはずはない」と過去の出来事を今(現在) 推測しているという意味になります。

He was there.「彼がそこにいた」という状況をそんなはずは ないと今(現在)推測しているということを表す場合、以下のように過 去形のwasをcannotの後ろに置くことはできません。

×He cannot was there.

また、以下のように原形のbeを置くと、過去のことではなく現在 の出来事を今(現在)推測しているという意味になっていまいます。

He cannot be there.「彼が、そこにいるはずない。」

よって、「〜だったはずはない」と過去の出来事を今推測する 場合、cannot have p.p.(助動詞+完了形)の形を用います。

have p.p.の部分は、cannotの部分が現在であるのに対し、1つ 古い時制の過去であることを表します。


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