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助動詞 needとhad better

問.以下の文を疑問文に書き換えなさい。

You had better go there alone.

※主語を I に変えなさい。

解答は10行下にあります。

【解答】

Had I better go there alone?
「(私は、)一人でそこへ行ったほうがいいですか。」

【解説】

had betterは「〜したほうがよい」という忠告の意味を持つ助動 詞です。

had betterはセットで助動詞なので、問題文のようにhad better の後ろに動詞の原形(この場合go)が置かれます。

ところが、疑問文を作る場合にはhadのみを主語の前に出し、疑 問文は以下のような形になります。

Had 主語 better 動詞の原形 〜 ?

そして、疑問文の意味は「〜したほうがいいですか」となります。 よって、問題文を疑問文に書き換えると解答のようになります。

疑問文の場合は、hadとbetterが離れるので注意しましょう。

形の上ではhad betterの疑問文は存在しますが、「〜したほうが いいですか」という疑問文では、had betterではなくshouldの疑 問文が用いられことが多いと思います。

これは、had beeter「〜したほうがよい」はshould「すべきだ」 より強い忠告を表し、強い忠告の疑問文というのは普通使わない からだと思われます。

文法の解説書などでも形の説明はされていますが、had betterの 疑問文が実際に使われているのをみることはほとんどありません。

よって、「〜したほうがいいですか」という疑問文は、shouldを 用いて通常以下のようになります。

Should I go there alone?

「〜すべきですか」という日本語訳でも、強さはhad betterより も弱くなります。


問.以下の文を否定文に書き換えなさい。

You had better hurry.

解答は10行下にあります。

【解答】

You had better not hurry.「(あなたは、)急がないほうがよい。」

【解説】

had betterは、「〜したほうがよい」という忠告の意味を持つ助 動詞です。

had betterはセットで助動詞なので、問題文のようにhad better の後ろに動詞の原形(この場合hurry)が置かれます。

そして、had betterを用いた文を否定文に書き換える時には、had betterの後ろにnotを置き、had better notという形にします。

had better notの意味は「〜しないほうがよい」です。

よって、否定文は解答のようになります。

had betterの「〜したほうがよい」はshouldやought toの「〜す べきだ」より強い忠告を表します。

よって、否定文でもhad better not「〜しないほうがよい」の方 がshould notやought not toの「〜すべきでない」より強い忠告 になります。

また、過去完了形(had + 過去分詞)とゴチャ混ぜになって、had not betterとしてしまう間違いをよく見かけます。

hadとbetterの間には何も入りません。否定文ではhad better not を用いるので形にも注意しましょう。


問.以下の日本語の文を英語に書き換えなさい。

「あなたは、本当のことを言ったほうがよい。」

解答は10行下にあります。

【解答】

You had better tell the truth.
「あなたは、本当のことを言ったほうがよい。」

【解説】

「〜したほうがよい」という意味を持つ助動詞は、had betterです。 これを以下の文のtell「言う」の前に付けます。

You tell the truth.

had betterはセットで助動詞なので、解答のようにhad betterの後 ろに動詞の原形(この場合tell)が置かれます。

hadとbetterの間には何も入りませんので注意して下さい。

そして、助動詞のhad betterは、現在の時点でこれらかのことを 「〜したほうがよい」と忠告するという意味のみを持ちます。

また、had betterは「〜すべき」という意味を持つ助動詞のshould やought toより強い忠告になります。

日本語だとshould、ought toの「〜すべき」の方が、had betterの 「〜したほうがよい」より強い忠告のような気がします。

しかし、had betterはshouldやought toより強い忠告を示すので使 う時には注意しましょう。

また、「(必ず)〜しなければならない」と強制の意味を持つmust とhave toは一番強い意味になります。

You must[have to] tell the truth.
「あなたは、(必ず)本当のことを言わなければならない。」

()内の「必ず」は、訳す必要はありません

mustも含めて強さ順に並べると以下のようになります。

(弱) should < ought to < had better < must (強)


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

You had better go to school today.

解答は10行下にあります。

【解答】

You had better go to school today.
「あなたは、今日学校へ行ったほうがよい。」

【解説】

had betterはセットで助動詞なので、問題文のようにhad better の後ろに動詞の原形が置かれます。

hadとbetterの間には何も入りませんので注意して下さい。

まれに、過去完了形のhad + 過去分詞とゴチャ混ぜになってhad の後ろにnotや副詞を入れてしまうというミス見かけます。

そして、助動詞のhad betterには、日本語に訳すと「〜したほう がよい」となります。 よって、問題文の日本語訳は解答のようになります。

ここからは、助動詞のshould(ought toも)とhad betterの違い を解説していきます。

助動詞のshouldとought toを日本語に訳すと「〜すべき」となり、 had betterの「〜したほうがよい」より強いと思いがちです。

しかし、感覚的には「したほうがよい」のhad betterは、「すべ き」のshouldやought toより強い忠告になります。

mustも含めて強さ順に並べると以下のようになります。

(弱) should < ought to < had better < must (強)

日本語に合わせると、should(ought to)を「したほうがよい」、 had betterを「すべき」としたほうがよさそうに思えますが、学 校や市販のほとんどの文法解説書でhad betterが「したほうがよ い」なんですよね。。。

よって、本解説もそれにあわせました。


問.以下の文を疑問文に書き換えなさい。

He needs to come to our office.

解答は10行下にあります。

【解答】

Does he need to come to our office?
「彼は、私達のオフィスに来る必要がありますか。」

【解説】

一般動詞need + to不定詞の形で「〜する必要がある」とい う意味になります。

助動詞のneedは肯定文で用いることができないため、問題の文を 以下のように書くことはできません。

×He need come to our office.

よって、「〜する必要がある」という肯定文では、問題の文のよ うに一般動詞のneed + to不定詞という形を用います。

そして、一般動詞のneed + to不定詞を用いた文を疑問文に書き 換える時は、一般動詞の疑問文と同じようにDoまたはDoesを文の 先頭に置きます。

問題の文は主語が三人称単数なのでDoesを文の先頭に置き、一般 動詞のneedsを原形のneedに戻します。

よって、疑問文は解答のようになります。

一人称の場合は、以下のようにDoを文頭に置きます。

Do I need to go to your office?
「私は、あなたのオフィスに行く必要がありますか。」

ただし、一般動詞のneed + to不定詞の疑問文はアメリカ英語 (しかも口語)に限り用いられるようです。

疑問文では、通常助動詞のneedを主語の前に出した、以下の 形が用いられます。

Need he come to our office?
「彼は、私達のオフィスに来る必要がありますか。」

Need I go to your office?
「私は、あなたのオフィスに行く必要がありますか。」


問.以下の文を否定文に書き換えなさい。

You need to write a letter to Mary.

解答は10行下にあります。

【解答】

You don't need to write a letter to Mary.
「あなたは、メアリーに手紙を書く必要はありません。」

【解説】

一般動詞のneed + to不定詞の形で、「〜する必要がある」という 意味です。

助動詞のneedは肯定文で用いることができないため、問題の文を 以下のように書くことはできません。

×You need write a letter to Mary.

よって、「〜する必要がある」という肯定文では、問題文のように 一般動詞のneed + to不定詞という形を用います。

そして、一般動詞のneed + to不定詞を用いた文を否定文に書き換 える時は、一般動詞の否定文と同じようにdon't(doesn't)をneed の前に置き、解答のようになります。

主語が三人称単数の場合はdoesn'tを用い、以下のようになります。 doesn'tの後ろはneedsではなく、原形のneedになります。

He doesn't need to write a letter to Mary.
「彼は、メアリーに手紙を書く必要はありません。」

ただし、一般動詞のneed + to不定詞の否定文は、アメリカ英語(し かも口語)に限り用いられるようです。

通常、「〜する必要はない」という否定文では助動詞needの後ろに notを置いた以下の形が用いられます。

You need not(needn't) write a letter to Mary.
「あなたは、メアリーに手紙を書く必要はありません。」


問.以下の日本語を助動詞のneedを用い、英語に書き換えなさい。

「私は、明日学校へ行く必要がありますか。」

解答は10行下にあります。

【解答】

Need I go to school tomorrow?
「私は、明日学校へ行く必要がありますか。」

【解説】

助動詞need「〜する必要がある」の疑問文を作る時は、助動詞の canなどと同じように助動詞を主語の前に出し、文末にクエッショ ンマーク?を付けます。

助動詞needの疑問文の形は、以下のようになります。

Need 主語 動詞の原形 〜 ?

また、助動詞needの疑問文の意味は「〜する必要はありますか」 となります。

よって、問題の日本語を英語に書き換えると解答のようになります。

ただし、助動詞のneedは、以下のように肯定文では用いることはな いので注意しましょう。

×You need go to school tomorrow.
「あなたは、明日学校へ行く必要があります。」

「〜する必要がある」という肯定文は、一般動詞のneed + to不定詞 の形を用います。

to不定詞の名詞的用法「〜すること」を一般動詞need「〜を必要と する」の後ろに置くと、以下のように「〜することを必要とする」 という意味になります。

You need to go to school tomorrow.
「あなたは、明日学校へ行くことを必要とする。」

「あなたは、明日学校へ行くことを必要とする。」では日本語とし て少し不自然なため、「あなたは、明日学校へ行く必要がある。」 と言い換えます。

肯定文で助動詞needが使えないため、一般動詞のneed + to不定詞 「〜する必要がある」という形を用います。

なぜ肯定文で助動詞のneedが使えないの?と理由を考ると、逆に混 乱します。これはそういう決まりだと覚えてしまいましょう。


問.以下の日本語を助動詞のneedを用い、英語に書き換えなさい。

「あなたは、その仕事をする必要はありません。」

解答は10行下にあります。

【解答】

You need not do the work. 又は You needn't do the work.
「あなたは、その仕事をする必要はありません。」

【解説】

助動詞need「〜する必要がある」の否定文を作る時は、助動詞 のcanなどと同じように助動詞の後ろにnotを置きます。

needの否定文ではneed notを用い、意味は「〜する必要はない」 となります。

また、need notの省略形、needn'tを用いても同じです。

よって、問題の日本語の文を英語に書き換えると解答のように なります。

そして、助動詞のneedは、以下のように肯定文では用いること はないので注意しましょう。

×You need do the work.「あなたは、その仕事をする必要がある。」

「〜する必要がある」という肯定文は、一般動詞のneed + to不 定詞の形を用います。

to不定詞の名詞的用法「〜すること」を一般動詞need「〜を必 要とする」の後ろに置くと、以下のように「〜することを必要 とする」という意味になります。

You need to do the work.「あなたは、その仕事をすることを必要とする。」

「あなたは、その仕事をすることを必要とする。」は日本語と して少し不自然なため、「あなたは、その仕事をする必要があ る。」と言い換えます。

よって、一般動詞のneed + to不定詞で「〜する必要がある」と なり、肯定文で助動詞needが使えないためこの形を用います。

なぜ肯定文で助動詞のneedが使えないの?と考えず、そういう 決まりだと覚えてしまいましょう。

助動詞は理由(理屈)を考えずとにかく覚えること!です。 なぜ?と考えてしまうと、はまってしまいます。


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

She needs to cook dinner by herself.

※by herself「彼女自身で(自分で)」

解答は10行下にあります。

【解答】

She needs to cook dinner by herself.
「彼女は、自分で夕食を作る必要がある。」

【解説】

助動詞needには「〜する必要がある」という意味がありますが、 肯定文で用いることはできません。

よって、問題文のような肯定文は助動詞のneedを用い、以下の ように書くことはできないのです。

×She need cook dinner by herself.

助動詞のneedは、否定文と疑問文で用います。否定文と疑問文 の作り方は、助動詞のcanなどと同じです。

否定文は助動詞needの後ろにnotを置くか省略形needn'tを用い、 以下のようになります。

She need not(needn't) cook dinner by herself.
「彼女は、自分で夕食を作る必要はない。」

疑問文はneedを主語の前に出し、文末にクエッションマーク? を付け、以下のようになります。

Need she cook dinner by herself?
「彼女は、自分で夕食を作る必要がありますか。」

ここで、肯定文の解説に戻ります。

肯定文では助動詞のneed「〜する必要がある」を用いることが できないので、一般動詞のneed「〜を必要とする」を用います。

ただし、以下のように、一般動詞のneedの後ろには動詞の原形 を置くことはできません。日本語訳も不自然です。

×She needs cook dinner by herself.
「彼女は、自分で夕食を作るを必要とする。」

そこで、一般動詞needの後ろには、以下のように不定詞(to + 動詞の原形)の名詞的用法「〜すること」を置きます。

She needs to cook dinner by herself.
「彼女は、自分で夕食を作ることを必要とする。」

この日本語訳は少し不自然なので、解答のように「彼女は、自 分で夕食を作る必要がある。」と言い換えます。

この文の主語は三人称単数(she)なので、一般動詞needには needsとsが付くことにも注意しましょう。

need to + 動詞の原形で「〜する必要がある」と覚えておくと よいと思います。


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