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助動詞 shouldとought to

問.以下の文の主語を I に変え、疑問文に書き換えなさい。

You ought to go there by taxi.

※このought toは義務の意味です。

解答は10行下にあります。

【解答】

Ought I to go there by taxi?
「私は、タクシーでそこへ行くべきですか。」

【解説】

助動詞のought toには、shouldと同じように以下の 2つの意 味があります。

義務:「〜すべきだ」
当然の推量:「〜のはずだ」

問題文のought toは義務の意味なので、問題文の日本語訳は 「あなたは、タクシーでそこへ行くべきだ。」となります。

そして、ought toの疑問文はoughtを主語の前に出し、以下の ような形になります。

Ought 主語 to 動詞の原形 〜 ?

そして、ought toの疑問文の意味は「〜すべきですか」とな るため、疑問文の形と日本語訳は解答のようになります。

答え方は、以下の通りです。アメリカ英語では、notの後ろの toが省略されることがあるようです。

Yes, 主語 ought to.
No, 主語 ought not (to).

よって、解答の疑問文に対する答えは以下のようになります。 この場合、toの後ろのgo以下は同じ語の繰り返しとなるので 通常省略されます。

Yes, you ought to.「はい、タクシーで行くべきです。」
No, you ought not (to).「いいえ、タクシーで行くべきではありません。」

ここからは、疑問文の形についての補足です。

多くの解説書ではought toで一つの助動詞で、疑問文の形は Ought 主語 to 動詞の原形 〜 ?と解説されています。

ところが、ought toの否定文や疑問文を考える時は以下のよ うな考え方もあるようです。 ought to + 動詞の原形ではなく、ought + to不定詞(to + 動詞の原形)と考えます。

そうするとoughtの疑問文はcanの疑問文「Can 主語 動詞の 原形 〜 ?」と同じように考えられ、Oughtを主語の前に出し、 「Ought 主語 to 動詞の原形 〜 ?」という形になります。

ought toで助動詞と考えて問題ありませんが、この考え方は 否定文や疑問文の形を作る時には役に立ちます。

また、Ought 主語 to 動詞の原形 〜 ?という疑問文は義務 の意味のみで用いらます。 当然の推量「〜のはずだ」の疑問文は、Canの疑問文「(い ったい)〜だろうか」を用い、以下のようになります。

He ought to be a famous singer.「彼は、有名な歌手のはずだ。」
Can he be a famous singer?「彼は、有名な歌手なのだろうか。」


問.以下の文を否定文に書き換えなさい。

You ought to tell it to her.

※このought toは義務の意味です。

解答は10行下にあります。

【解答】

You ought not to tell it to her.
「あなたは、彼女にそれを言うべきではない。」

【解説】

助動詞のought toには、shouldと同じように以下の 2つの意 味があります。

義務:「〜すべきだ」
当然の推量:「〜のはずだ」

問題文のought toは義務の意味なので、問題文の日本語訳は 「あなたは、彼女にそれを言うべきだ」となります。

そして、まずought toの否定形はoughtの後ろにnotを付けて ought not toとなるため、否定文の形は解答のようになります。

そして、ought not toは「〜すべきでない」という意味になる ため、否定文の日本語訳「あなたは、彼女にそれを言うべきで はない。」となります。

ほとんどの解説書ではought toで一つの助動詞で、否定形は ought not toと解説されていますが、ought toの否定文や疑 問文を考える時は以下のような考え方もあるようです。

ought to + 動詞の原形ではなく、ought + to不定詞(to + 動詞の原形)と考えます。 そうすると、oughtの否定文を作る時、can notと同じように ought notと考えられ、ought not to + 動詞の原形という形 になります。

基本的にought toが助動詞でその後ろに動詞の原形が置か れると考えて問題ありませんが、ought + to不定詞という考 え方は否定文や疑問文の形を作る時には役に立ちます。

また、ought not toという否定形は義務の意味のみで用いらます。

当然の推量「〜のはずだ」の否定文を作る時には、cannot (can't, can not)「〜のはずがない」を用いて以下のよう になります。

He ought to be a famous singer.「彼は、有名な歌手のはずだ。」
He cannot be a famous singer.「彼が、有名な歌手のはずがない。」


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

You ought to pass the exam as it is very easy.

※as 〜 「〜なので」「〜時」
(asの後ろに節[主語と動詞の組からなる文]が置かれた場合)

解答は10行下にあります。

【解答】

You ought to pass the exam as it is very easy.
「それはとても簡単なので、あなたはその試験に合格するはずだ。」

【解説】

助動詞のought toには、shouldと同じように以下の 2つの意味があります。

義務:「〜すべきだ」
当然の推量:「〜のはずだ」

そして、文中でこの2つの意味のどちらなのかを見分けるには、 文脈から判断するしかありません。

どちらか、スパッと分からない時は両方当てはめてみて、消去 法で判断するのがよいと思います。

問題の文を義務の意味で訳すと「その試験はとても簡単なので、 あなたは合格するべきだ。」となり、日本語的に不自然です。

「簡単だから受かるべきだ」と相手に義務付けるのは、少しお かしいですよね。

よって、問題文で用いられているought toは、解答のように当 然の推量の意味になります。

当然の推量の意味は、ought toの他にshouldも持っており、問 題の文をshouldを用いて書くと以下のようになります。

You should pass the exam as it is very easy.
「それはとても簡単なので、あなたはその試験に合格するはずだ。」

当然の推量の意味で用いられるought toとshouldの間には、大 きな違いはないようです。


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

We ought to help each other.

解答は10行下にあります。

【解答】

We ought to help each other.「私達は、お互いに助け合うべきだ。」

【解説】

助動詞のought toには、助動詞のshouldと同じように以下の 2つの意味があります。

義務:「〜すべきだ」
当然の推量:「〜のはずだ」

そして、文中でこの2つの意味のどちらなのかを見分けるには 文脈から判断するしかありません。

どちらかスパッと分からない時は両方当てはめてみて、消去法 で判断するのがよいと思います。

問題の文を当然の推量の意味で訳すと「私達は、お互いに助け 合うはずだ。」と自分達の行うことを推量している意味になり 不自然です。

よって、解答のように問題文のought toは義務の意味になります。

義務の意味は、ought toの他にshouldにもあります。

義務のought toとshouldはほとんど同じですが、ought toの方 は「現在のことについての非難や後悔の気持ち」も表します。

例えば以下のような文です。

You ought to come home now.「あなたは、今すぐ家に帰るべきだ。」

この文は単純に相手に忠告しているだけでなく、「今すぐ家に 戻らないのはよくない。」というニュアンスが含まれます。

このように、日本語では同じ「べきだ」となりますがought to の方がshouldよりやや忠告口調になります。


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

He suggested that we should go there together.

解答は10行下にあります。

【解答】

He suggested that we should go there together.
「彼は、私達が一緒にそこへ行くことを提案した。」

【解説】

まず、問題文の訳し方を解説します。

問題文のthatは接続詞で、後ろに節(主語と動詞の組からなる 文章)を伴い、「〜(という)こと」という意味になります。

よって、that we should go there togetherの部分の日本語は、 「私達は一緒にそこへ行くこと」となります。

また、that以下の部分(that節)は、He suggested「彼は提案 した」という文の目的語(動詞の後ろで「〜を」に当たるもの) になっています。

この場合、that節は「何を」提案したのかを表しているため、 目的語であると考えられます。

そして、助動詞のshouldには、以下の2つの意味があります。

義務:「〜すべきだ」
当然の推量:「〜のはずだ」

ところが、義務や当然の推量の意味を持たなくてもshouldを 用いる場合があります。これについては以下に解説します。

この問題文は、shouldを義務の意味「〜すべきだ」を用い、 以下のように言えなくもありません。

「彼は、私達が一緒にそこへ行くべきであると提案した。」

しかし、義務や当然の推量の意味でなくても提案、主張、要 求を表す動詞の後に置かれるthat節中ではshouldを用いると いう定義があります。

提案、主張、要求を表す動詞とは、suggest「提案する」、insist「主張する」、demand「要求する」などです。

例えば以下のような文だと「べきだ」や「のはずだ」と訳しま せんが、that節中でshouldを用いなければなりません。

I demanded that he should pay money.
「私は、彼にお金を払うように要求した。」

この形で用いられる時、shouldは特別な意味を持つ訳ではなく、 ただ置かれているだけと考えた方がよいと思います。

shouldを付けるのはイギリス英語で、アメリカ英語だとshould は付けず、以下のようにthat節中で動詞の原形を用います。

I demanded that he pay money.「私は、彼にお金を払うように要求した。」

主語が三人称単数(He)ですが、paysではなく、アメリカ英語 では原形のpayになるので注意が必要です。

なぜ?と考えず、この表現は熟語のように暗記するようにしま しょう。


問.以下の文を日本語に訳しなさい。

It is natural that she should be angry.

解答は10行下にあります。

【解答】

It is natural that she should be angry.「彼女が怒るのも当然です。」

【解説】

まず、問題文の訳し方ですが、この文はもともと以下のように that she should be angryが主語となっています。

That she should be angry is natural.

thatは「〜(という)こと」という意味を持つ接続詞で、That she should be angryの日本語訳は「彼女が怒ること」です。

よって、上の文の直訳は「彼女が起こることは当然です。」と なり、もう少し日本語的に言い換えると解答のようになります。

しかし、英語は結論(この場合natural「当然だ」)を先に述べ る文の構造をとるため、主語が長くなるのを嫌います。

そのため、That she should be angryの部分を仮主語のItに置 き換え、本当の主語は文の最後に付け、通常問題文のような形 で書きます。

仮主語Itは、あくまで仮の主語のため日本語には訳しません。

そして、助動詞のshouldには、以下の2つの意味があります。

義務:「〜すべきだ」
当然の推量:「〜のはずだ」

ところが、It is 形容詞 that + shouldという文の形で、形容 詞が必要、当然、重要などの意味を表す場合、shouldは義務や 当然の推量の意味にはなりません。

必要、当然、重要の意味を表す形容詞とは、good、necessary、 natural、importantなどです。

この形で用いられる時、shouldは特別な意味を持つ訳ではなく、 ただ置かれているだけと考えた方がよいと思います。

また、shouldを付けるのはイギリス英語で、アメリカ英語だと shouldは付けず以下のようにthat節中で動詞の原形を用います。

It is natural that she be angry.「彼女が怒るのも当然です。」

sheの後ろのbe動詞はisではなく、アメリカ英語では原形のbe になるので注意が必要です。

なぜ?と考えず、この表現は熟語のように暗記するようにしま しょう。


問.以下の文を疑問文に書き換えなさい。

The story should be true.

※このshouldは当然の推量の意味です。

解答は10行下にあります。

【解答】

Can the story be true?「その物語は、本当なのだろうか。」

【解説】

助動詞のshouldには、以下の2つの意味があります。

義務:「〜すべきだ」
当然の推量:「〜のはずだ」

問題文のshouldは当然の推量の意味なので、問題文の日本語訳 は「その物語は、本当であるはずだ」となります。

そして、問題文を日本語で疑問文にすると「その物語は、本当 なのだろうか」となります。

shouldの疑問文は、通常Should + 主語 + 動詞の原形 〜 ?とい う形になりますが、これは義務の意味のみで用いられます。

当然の推量の疑問文でshouldを用いることはできません。

当然の推量の疑問文「(いったい)〜だろうか」は、canを用い て以下のような形で表します。

Can + 主語 + 動詞の原形 〜 ?

よって、疑問文は解答のようになります。

shouldを「〜すべきだ」という義務の意味で用いる場合、肯定 文と疑問文は以下のようになります。

You should go there alone.「あなたは、そこへ一人で行くべきだ。」

Should I go there alone?「私は、そこへ一人で行くべきですか。」


問.以下の文を否定文に書き換えなさい。

He should come to the party.

※このshouldは当然の推量の意味です。

解答は10行下にあります。

【解答】

He cannot come to the party.「彼は、パーティーに来るはずはない。」

※cannotは、can notやcan'tと書いても問題ありません。

【解説】

助動詞のshouldには、以下の2つの意味があります。

義務:「〜すべきだ」
当然の推量:「〜のはずだ」

問題文のshouldは当然の推量の意味なので、問題文の日本語訳 は「彼は、パーティーに来るはずだ」となります。

そして、この肯定文の日本語訳を否定文にすると「彼は、パー ティーに来るはずはない」となります。

「〜のはずはない」という否定文は、should not(shouldn't) を用いて表すことはできません。

「〜のはずはない」という否定文を作る時はcannotを用います。 cannotは、can notやcan'tと書いても問題ありません。

ただ、「〜できない」などの意味を表すcan notと区別するた めに、cannotと書くことがよくあります。

よって、否定文は解答のようになります。

「〜すべきだ」という義務の否定文「〜すべきでない」を作る 時には、should not(shouldn't)という形を用います。

以下は、shouldを義務の意味で用いた場合の肯定文と否定文の 例です。

You should go there alone.「あなたは、そこへ一人で行くべきだ。」

You shouldn't go there alone.「あなたは、そこへ一人で行くべきではない。」


問.以下の文を疑問文に書き換えなさい。

We should go there by taxi.

※このshouldは義務の意味です。

解答は10行下にあります。

【解答】

Should we go there by taxi?「私達は、タクシーでそこへ行くべきですか。」

【解説】

助動詞のshouldには、以下の2つの意味があります。

義務:「〜すべきだ」
当然の推量:「〜のはずだ」

そして、問題の文を疑問文に書き換える時は、助動詞のcanなど と同じようにshouldを主語の前に出し、文末にクエッションマー ク?を付けます。

また、shouldの疑問文は「〜すべきですか」となるので、疑問 文の形と日本語訳は解答のようになります。

ただし、Should + 主語 + 動詞の原形 〜 ?という疑問文の形は 義務の意味の時のみ用います。

当然の推量「〜するはずだ」の疑問文は、日本語だと「(いったい) 〜だろうか」となります。

よって、当然の推量の疑問文は「(いったい)〜だろうか」の意 味を持つcanの疑問文、Can + 主語 + 動詞の原形 〜 ?という形 を用います。

以下は、当然の推量の肯定文と疑問文の例です。

He should be rich.「彼は、お金持ちのはずだ。」

Can he be rich?「彼は、お金持ちだろうか。」


問.以下の文を否定文に書き換えなさい。

You should go there on foot if you want to arrive before 5p.m.

※on foot「歩いて(徒歩で)」、このshouldは義務の意味です。

解答は10行下にあります。

【解答】

You shouldn't go there on foot if you wants to arrive before 5p.m.
「もし午後5時前に着きたいのなら、あなたはそこへ歩いて行くべきではない。」

【解説】

助動詞のshouldには、以下の2つの意味があります。

義務:「〜すべきだ」
当然の推量:「〜のはずだ」

そして、問題の文を否定文に書き換える時は、助動詞のcanなどと 同じようにnotを助動詞の後ろに置きます。

よって、否定文はshouldの後ろにnotを付けたshould not、または 省略形のshouldn'tを用います。

解答のshouldn'tの部分は、should notでも問題ありません。

そして、shouldが義務の意味の場合、should notは「〜すべきでない」 という意味になるので、否定文の形と日本語訳は解答のようになります。

ただし、should not(shouldn't)は義務の意味の時のみ用います。

当然の推量「〜するはずだ」の否定文を日本語で考えてみると、 「〜のはずがない」となります。

当然の推量の否定文ではshould not(shouldn't)ではなく、「〜 のはずがない」の意味を持つcannot(can not, can't)を用いるの で注意しましょう。

以下は、当然の推量の肯定文と否定文の例です。

He should be a famous singer.「彼は、有名な歌手のはずだ。」

He cannot be a famous singer.「彼は、有名な歌手のはずがない。」


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