助動詞 shouldとought to
問.以下の文を日本語に訳しなさい。
He suggested that we should go there together.
解答は10行下にあります。
↓
↓
↓
↓
↓
【解答】
He suggested that we should go there together.
「彼は、私達が一緒にそこへ行くことを提案した。」
【解説】
まず、問題文の訳し方を解説します。
問題文のthatは接続詞で、後ろに節(主語と動詞の組からなる 文章)を伴い、「〜(という)こと」という意味になります。
よって、that we should go there togetherの部分の日本語は、 「私達は一緒にそこへ行くこと」となります。
また、that以下の部分(that節)は、He suggested「彼は提案 した」という文の目的語(動詞の後ろで「〜を」に当たるもの) になっています。
この場合、that節は「何を」提案したのかを表しているため、 目的語であると考えられます。
そして、助動詞のshouldには、以下の2つの意味があります。
義務:「〜すべきだ」
当然の推量:「〜のはずだ」
ところが、義務や当然の推量の意味を持たなくてもshouldを 用いる場合があります。これについては以下に解説します。
この問題文は、shouldを義務の意味「〜すべきだ」を用い、 以下のように言えなくもありません。
「彼は、私達が一緒にそこへ行くべきであると提案した。」
しかし、義務や当然の推量の意味でなくても提案、主張、要 求を表す動詞の後に置かれるthat節中ではshouldを用いると いう定義があります。
提案、主張、要求を表す動詞とは、suggest「提案する」、insist「主張する」、demand「要求する」などです。
例えば以下のような文だと「べきだ」や「のはずだ」と訳しま せんが、that節中でshouldを用いなければなりません。
I demanded that he should pay money.
「私は、彼にお金を払うように要求した。」
この形で用いられる時、shouldは特別な意味を持つ訳ではなく、 ただ置かれているだけと考えた方がよいと思います。
shouldを付けるのはイギリス英語で、アメリカ英語だとshould は付けず、以下のようにthat節中で動詞の原形を用います。
I demanded that he pay money.「私は、彼にお金を払うように要求した。」
主語が三人称単数(He)ですが、paysではなく、アメリカ英語 では原形のpayになるので注意が必要です。
なぜ?と考えず、この表現は熟語のように暗記するようにしま しょう。




