助動詞 wouldとused to
問.以下の2つの文を日本語に訳しなさい。
He lived in Paris.
He used to live in Paris.
解答は10行下にあります。
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【解答】
He lived in Paris.「彼は、パリに住んでいた。」
He used to live in Paris.「彼は、(以前)パリに住んでいた。」
【解説】
まず、liveの過去形livedを用いた文ですが、livedの意味は 「住んでいた」なので解答のような日本語になります。
こちらは簡単ですよね(^_^)
次に、助動詞のused toを用いた文について考えてみます。
助動詞のused toには、以下の2つの意味があります。
過去の習慣:「(以前)よく〜したものだ」
過去の状態:「(以前)〜だった」
そして、used toの後ろにくる動詞が状態動詞の場合は、状態 の意味と考えられます。
状態動詞とは、その状態を(例えば3秒毎に)コロコロ変えら れないlive, know, believe, be動詞などです。
例えば、問題の文を習慣の意味で訳すと「彼は、以前よくパリ に住んでいたものだ」となりますが、used to + 状態動詞を習 慣の意味で訳そうとすると無理があります。
よって、状態動詞が用いられている問題文の日本語訳は、解答 のように過去の状態の意味になります。
wasを用いた文とused toを用いた文の日本語訳は似ていますが、 表す意味には違いがあります。
used toは現在との対比も表すため、以前はパリに住んでいたが 今はパリに住んでいないという意味も含んでいます。
これに対し、一般動詞の過去形livedを用いた文は過去のある時 点でパリに住んでいたということしか表しておらず、今もパリ に住んでいるかもしれませんし、住んでいないかもしれません。
単純な過去形は過去のある時点のことしか示さないため、今の ことは分からないのです。
used toは過去はその状態だったけど今はその状態ではないと 現在の状態まで表しますが、単純な過去形は過去のある時点の 状態しか表さないのです。




