助動詞 canとmay
問.以下の2つの文を日本語に訳しなさい。
He could pass the exam.
He was able to pass the exam.
解答は10行下にあります。
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【解答】
He could pass the exam.
「彼は、その試験に合格することができた(のに)。」
He was able to pass the exam.
「彼は、その試験に合格することができた。」
【解説】
助動詞のcanとbe able toは、ともに「〜することができる」と いう意味を持っています。中学や高校では、can=be able toと 教えられていたと思います。
couldとwas able toは過去形ですが、両方とも「〜することがで きた」と日本語訳は同じです。
よって、問題の文の日本語訳は解答のように同じになります。 ところが、couldとwas able toの表している意味には微妙な違い があるのです。
couldの方は、能力は持っていたけど、実際にその動作をしたか どうかは確かではないという意味になります。
これに対し、was(were) able toは、能力を持っていて実際に その動作を行ったということを表します。
よって、以下のようにcouldを用いると、彼は試験に合格する能 力を持っていたということは分かりますが、実際に合格したか どうかは分かりません。
He could pass the exam.
また、受けていれば合格できたのになあ、というニュアンスで用 いられることもあります。これは、仮定法に近いですね。
そして、以下のようにbe able toを用いると、彼が試験に合格す る能力を持ち、実際に試験に合格したことが分かります。
He was able to pass the exam.
同じ「できた」でも、このように若干ニュアンスが違うのです。
また、仮定法でcouldが用いられるため、仮定法と区別するために 過去形の肯定文ではbe able toの方が好んで用いられるようです。
試験などでこの違いまで考えなければならない問題はまず出てこ ないので、あまりなじみがないと思います。




